年の終わりが近づき、すっかり寒くなってきましたね。
いかがお過ごしでしょうか?
音楽を聴くのがお好きな方は、冬用のプレイリストなんかを作って聴き込んでいるのではないでしょうか。
季節感と音楽って密接な関係で、私も一応はそういった感覚が死んでいないので冬には冬の聴きたい音楽がやはりあります。
今回、紹介するのは技巧派ギタリストと知られるKaki King。
冬はなぜかアコースティックギターの音色のような有機的な音が聴きたくなりますよね。
彼女の魅力と冬に聴きたくなる楽曲たちに迫ってみます。
Kaki King
アメリカ、ジョージア州アトランタ出身のギタリスト、作曲家です。
彼女の特徴は、アコースティックギターによる演奏で弦を叩いたり弾いたりパーカッシブな奏法であったり、ギターのボディーを叩いてパーカッションそのものまでこなしてしまうテクニックでしょう。
デビュー当時は、ギター1本で勝負!という感じでしたが、キャリアを積むにつれ、ソングライティングの才能が開花し、テクニックだけに頼らない曲が増えてきました。
楽曲クオリティーの高さ
抜群のギター演奏のテクニックを備えていて、その上楽曲のクオリティーも非常に高いです。
時に曲のイメージを優先し、ギターが主役ではなく曲を支えるひとつのパーツとして捉えられる柔軟さも彼女の魅力のひとつです。
Kaki King - "Air And Kilometers" Music Video
ギターの音をたくさん重ねてはいますが、あくまでさりげなく、主役のストリングを引き立てることに徹しています。
また、各楽器のメロディーの重ね方がとても綺麗です。
耳に寄り添ってくれるような、この優しい曲は、冬の寒い日、温かいココアでも口にしながら聴くのにぴったりではないでしょうか。
Kaki King - Can Anyone Who Has Heard This Music Really Be...
ダイナミックな楽曲も素敵です。
この曲を聴きながら近所の公園を散歩しようものなら、日常の風景もドラマチックに見えてくるはずです。
冬はやはり、こういった浸れる曲を聴きたくなるものです。
実は可愛い歌声
このかっこいい見た目からは想像できないくらい可愛い歌声です。
Kaki King - Yellowcake - High Quality
これについてはファンの間でギタリストのイメージが崩れるからやめて欲しいなど、賛否あるようですが、私は圧倒的に賛です。
この声なしには楽曲が成立しないと思いますし、可愛い声は聴いててほっこりするじゃないですか。
あと、ギャップ萌え的な観点からもこういったファクターはひとつくらい欲しいものですよね。
おわりに
超絶技巧な点については、ファンカムの初期楽曲ライブ映像なんかを貼りたいところでしたが、色々と大人の事情がございますのでオフィシャルチャンネル内のもののみにとどめました。
巧くて、面白いギタリストだということは伝わったと思います。
これから寒い季節はまだまだつづくので、あなたのプレイリストに冬が似合うKaki Kingを加えることをおすすめします。
おわり。